2024年9月21日(土)
第三回安全講習会を行いました。
今回の内容は
【墜転落・転倒災害について】
①開口部
②脚立・はしご
【ヒヤリハット報告書について】
①説明
②記入
①開口部について
現場で起こる墜転落災害を
「主な開口部」「転落高さ」「怪我の程度」に分けてパワーポイントで説明。
実際に起こりうる危険と原因を予想し
開口部養生の重要性を学んでいただきました。
床下収納庫部 開口部養生は
実際の現場ですでに使用していますが
事前に撮影した実演動画で改めて組立方法を詳しく説明しました。
また、ユニットバスの開口部は広いため
ベニヤなどで塞いでも隙間が出来てしまい大変危険です。
そのため、新たにユニットバス部の開口部養生を作製し
しっかり隙間なく安全に作業できるよう準備してあります。
すでに使用している現場もありますが
まだ使用したことのない職人さんもいるので
こちらも実演動画にて詳しく説明させていただきました。
開口部墜転落災害は、最悪の場合命にかかわることもあります。
今一度危険度を理解し、全員で災害対策を徹底していきましょう。
②脚立・はしごについて
まずは脚立の適正な選び方について
実演動画にて説明を行いました。
天井の高さ・身長などによって
毎回適した脚立を選ぶ必要があります。
間違った選び方をしてしまうと、無理な姿勢で作業をすることになり
転落災害を引き起こす原因につながってしまいます。
次に、使用前の脚立のチェックです。
曲がり・ひび割れ・へこみ・摩耗がある脚立は
絶対に使用しないでください。
不良部分をそのままにしてしまうと、作業中に壊れてしまう恐れがあるので
大変危険です。
また、使用前に脚立の設置場所が
整理整頓をされているか
安定した場所か
ガタつきがないかも確認してください。
万が一不安定な場所の場合は、ベニヤなどで水平にするのではなく
伸縮式脚立を使用するようにしてください。
【ヒヤリハットについて】
仕事をしていて、「もう少しで怪我をするところだった」
ということがあると思います。
今回は各々で、現場でヒヤッとした、ハッとしたことを
報告書に記入していただき、
監督とともに具体的な安全対策を検討し、周知していくことにしました。
「安全な職場づくり」の為に全員で一丸となって行動し
①ヒヤリハットを繰り返さない、
②職場に広めて問題を共有化
していきましょう!
パワーポイントが終わり、外へ移動。
今回事務所で新たに上枠付き脚立を購入しましたので
今までの脚立と比べて、どれだけ安定度があるのか実演しました。
続いて、人が乗っても安全な板・危険な板を
実際に社長が乗って確認してみました。
9mmのベニヤでは、強方向でも割れてしまいます。
最も安全なのは「コンクリートパネル」ということがわかりました。
【品質・安全について】
梅原監督より、
①熱中症災害、労災事例の話。
②工事検査結果報告書にて、実際に指摘された箇所の説明と今後の対策について。
③目で見る施工ポイント集(後日全員に配布)
そして最後に表彰式を行いました。
日頃より、安全に作業していただきありがとうございます。
今後もよろしくお願いいたします。
今回もたくさんの事を学んだ会議となりました。
改めて、今後も労災を起こさないために
全員の共通認識を高め
一人一人が安全対策に努めていきましょう。
今回も最後は指差し呼称!
ゼロ災害でいこう!ヨシッ!