10月23日(水)13:40から八街市中央公民館大会議室にて

東金労働基準監督署主催の建設業安全衛生管理講習会に参加してきました。

安全管理と労務管理について、勉強することが出来ました。

【内容1】

「労働災害発生状況および建設現場における安全管理等について」

安全対策を取る意味:

「何も起こらないことの方が多く、どうせ何も起こらないだろう。」と、そう思って安全対策を怠っていると、重大な災害が起こってしまいます。

実際に安全にお金をかけるぐらいなら他のことに使った方が良いと考える方もいるかと思いますが、一度重大な災害が起こってしまうと取り返しがつきません。その時初めて後悔すると思います。日々のコツコツとした努力の積み重ねが安全へとつながります。

現場で働くプロとして「安全に働くための技術」の一部と考えれば、必須となります。

弊社も定期的に安全講習会や安全衛生委員会を開催し、労働災害防止を図る活動を行っております。

弊社には若年者(見習い大工)も多く、また、高齢者の方も現場で作業しています。

現場で働く方の年齢や知識によって、どのような対策を取るべきか、危険源の把握と対応の仕方が異なっていると思います。

全ての方が働きやすい作業環境を構築すること、そして、一日でも長く健康で働くためにも日々の健康管理が必要となってきます。

どうすれば良いのか、皆で意見を出し合いながら、一致団結して安全衛生活動を行うことが重要です。

労働災害発生内容のほとんどが類似災害です。

労働災害撲滅には、日々の努力が必要だと考えます。同じ過ちを繰り返さない、また、二度と起こさないためにも、過去の労働災害事例から学び取ることが必要です。厚生労働省のHPにある「職場のあんぜんサイト」を活用して、先月の会議では、ヒヤリ・ハット報告書を行いました。ただ形だけやるのではなく、内容を精査して安全衛生委員会で議論・対策を行い、次回の全体会議で報告することで、ヒヤリ・ハットを繰り返さない=労働災害撲滅へとつながると思います。

何よりも「安全第一」を最優先

ご安全に

【内容2】

「時間外労働の上限規制及び適正な労務管理について」

労務管理は、社員の健康管理にもつながります。しっかり休みを取り、しっかり働く事が重要です。年間有給取得5日以上は、法令で決められています。社員は必ず取得してください。

特に現場監督は、休みが取れにくい職種なのが現実です。しかし、事前段取りとスケジュール管理がしっかりできていれば、内務社員と同様、休みを取ることも出来るはずです。また、皆の助け合いも必要です。一人の方に押し付けるのではなく、困っている時はお互い協力しましょう。

また、無駄を省くことで生産性向上にもつながり、評価される⇒やりがいのある仕事へとつながる事と思います。